はたらくひとたち

23時頃スーパーに行ったら、店のそばでガードマンの格好をした初老の男性が座っていたんですが、かなりしんどそうな表情でした。


どうしたのかな?大丈夫かな?と思ったら、その先の道路の交通整備員と同じ服装で、ああ、休憩中なのか、と思いました。


今日は大分気温が下がったとはいえ、やっぱり暑いのでしょう。大変だな、と思ったし、長袖脱いじゃダメなのかな?とも思った。


海外だったら夏場は上半身裸で交通整備してる人いたけどなあ。


規則なんだろうなあ。


そのあとコンビニに寄って戻ってきたらまだ座っていたのですが、バテバテに見えました。


こういう時、いつも思うんです。


そこまで大変な思いをしても給料はピンハネだよね、って。


これで一昨日までの暑さなら、かなり危険なレベル。


私が過去にしてきた仕事もそうだけど、デスクワークだろうが、肉体労働だろうが、給料は同じだと思う。

勿論、デスクワークも本当にしんどかったし、何を言いたいかというと、必死に働いても生活できるかどうかのレベルの給料で生きてる人が国民の大多数なんだな、と思うと、切なくなる。


私は今働いていないから、逆に客観的に見てしまう。


特に飲食店を利用したときにそう思う。


先週辺りに行ったバル。

にこにこ笑顔でオーダー聞いて、厨房に大声で通して、誰が注文したかちゃんと覚えていて配膳してくれて…


料理も接客も申し分ないからこそ、よく働いているなあ、と思ってしまう。


そんなの働いてる人からしたら大きなお世話かもしれない。好きで働いている可能性も高いけど、搾取されてるなあ、と思ってしまう。


そして、そっちの世界には戻りたくないなあとも。


貯金が尽きたら戻らないとなんだけど、思えばいつか働けなくなる時がくることは何年も前から予感はあって、また、物欲がないこともあり、給料はほぼ貯金をしてきた。


貯めれない人より偉いと言えばそうだけど、買い物に興味なく飲酒もしない私には、大した苦業でもなかった。


貯めておいて良かったかもしれないけど、貯金があれば生活保護どころか家賃補助も受けられないと知った。


うーん…

やっぱりさっきのおじちゃんを見てて思うけど、なんで頑張ってる人より生活保護の方が多く貰えちゃうんだ?せめて配給制だよね、と思う。